専門研修プログラム小児科(基幹)
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代表者メッセージ
院長 桑原 尚志 |
小児循環器内科部長 桑原 直樹 |
小児科部長 今村 淳 |
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新生児内科部長 山本 裕 |
小児療育内科部長 金子 英雄 |
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当センターは岐阜県の中核病院で、大学病院に準ずる高度医療を担うDPC特定病院群です。中でも小児部門は非常に充実しており、平成29年度から日本小児総合医療施設協議会に参加するとともに(県内で唯一)、平成30年開始予定の小児科新専門医制度研修プログラムにおける基幹施設に指定されました。岐阜地域での活躍を志す小児科専攻医を広く募集します。
当センター小児部門では、一次医療から三次医療まで、幅広くかつ専門性の高い研修プログラムを提供しています。プライマリケアを含む一般小児科、新生児内科、小児循環器内科、小児救急科、小児集中治療科、小児腎臓内科、小児神経科、小児感染症内科、小児アレルギー科、小児療養内科、発達障害等、多くの診療部門を設けており、多数の専門医の洗練された指導を受けることができます。小児救急は24時間365日体制で診療を行っており、豊富な症例を経験することが可能です。専門医取得に必須である論文執筆も、経験豊富な専門医から適切な指導を受けることができます。
地域医療の研鑽のため、県立下呂温泉病院での研修を行うことも可能です。さらに他の地域中核病院として県立多治見病院、高山赤十字病院での短期研修が組み込まれています。血液・腫瘍や先天代謝異常など当センター以外での研修が必要な分野は、岐阜大学へのローテートで研修することが可能です。
当センターを基幹病院として研修した専攻医の皆さまが、将来の小児医療を担う優秀な人材として育っていけるように、小児部門の全スタッフが誠意をもって総力でサポートさせていただきます。主体性と志をもった、熱意のある専攻医の先生の応募をお待ちしています。
研修プログラムの概要と当センターでの研修の特長
以下の2コースを選択することができます。いずれを選択しても、小児科専門医研修に十分な症例を経験することができ、当センターが基幹病院として責任をもって研修の進捗状況を確認します。以下、個々のプログラムのカリキュラム例を紹介します。
専攻医イ
(岐阜県総合医療センター→地域の連携施設(岐阜県立多治見病院・高山赤十字病院)→岐阜大学医学部附属病院コース)
※多治見病院と岐阜大学は順不同
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12~30か月間、当センターで研修します。はじめの6~18か月間は小児科でプライマリケア、小児保健、成長発達、栄養、水電解質などの基本的な小児科の研修から、一般病棟で感染性疾患、神経疾患、アレルギー疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、腎泌尿器疾患など多くの疾患について担当医として研修します。また救急外来などでは緊急性の高い疾患の初期対応から、PICUへ入室後の集中治療までを指導医のもと研修します。次は新生児科で3~9か月間、小児循環器科で3~9か月間研修を行います。3部門は順不同です。
- 0~6か月間、ここまでに学んだ幅広い小児科の知識と経験を最大限に利用して、地域総合小児医療として岐阜県立下呂温泉病院での一般外来診療、一次救急、乳幼児健診、予防接種などの研修を行います。場合によってはその後0~6か月、岐阜県総合医療センターで小児科、新生児科、小児循環器のいずれかを研修します。
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3~9か月間、地域の連携施設(岐阜県立多治見病院・高山赤十字病院)で研修し、岐阜地域とは異なる医療圏での一般小児科、救急診療を経験します。新生児センターもあるので、岐阜県総合医療センター新生児科での経験を早速活用することが可能です。
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6~9か月間、岐阜大学医学部附属病院で研修し、小児一般はもちろん、血液腫瘍疾患、自己免疫・免疫不全、内分泌、先天代謝疾患などの希少な疾患を経験する機会を得られます。発達障害や精神行動心身医学など、他院では不足する領域の研修を行います。
■専攻医ロ
(地域の連携施設(岐阜県立多治見病院・高山赤十字病院)→岐阜県総合医療センター→岐阜大学医学部附属病院コース)
※多治見病院と岐阜大学は順不同
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3~9か月間、地域の連携施設(岐阜県立多治見病院、高山赤十字病院)で研修します。
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12~30か月間、当センターで研修します。小児科で6~18か月間、プライマリケアから一般小児、多領域疾患、救急診療、集中治療を幅広く研修した後、新生児科で3~9か月間、小児循環器科で3~9か月間研修を行います。3部門は順不同です。
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0~6か月間、地域総合小児医療として下呂温泉病院で研修を行います。場合によってはその後0~6か月、岐阜県総合医療センターで小児科、新生児科、小児循環器のいずれかを研修します。
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6~9か月間、岐阜大学医学部附属病院で研修します。
研修プログラムに参加するには
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募集定員 :1学年あたり2名(平成30年4月採用の専攻医:1名)
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採用の手順 :書類選考および面接を行いプログラム管理委員会で
採否を決定します -
応募について:募集を開始する際は、当サイトにて情報を掲載いたします。
当センターでも問い合わせに応じます。また初期研修医2年目の短期見学に応じます。
岐阜県総合医療センター 研修センター
TEL:058-246-1111 内線8158
指導医について
■指導医数:15名
研修する領域 | 役職 | 指導医 |
新生児 | 新生児内科部長 | 山本 裕 |
新生児集中治療室部長 | 近藤 應 | |
新生児内科医長 | 神山 寿成 | |
先天異常 | 院長・小児循環器内科部長 | 桑原 尚志 |
新生児内科部長 | 山本 裕 | |
小児科部長 | 今村 淳 | |
先天代謝異常 代謝性疾患 |
院長・小児循環器内科部長 | 桑原 尚志 |
新生児内科部長 | 山本 裕 | |
小児科部長 | 今村 淳 | |
内分泌疾患 | 小児科部長 | 今村 淳 |
生体防御免疫 | 小児科部長 | 今村 淳 |
膠原病リウマチ性疾患 | 小児科部長 | 今村 淳 |
アレルギー疾患 | 小児療育内科部長 | 金子 英雄 |
新生児集中治療室部長 | 近藤 應 | |
小児感染症内科医長 | 松波 邦洋 | |
感染症 | 小児腎臓内科部長 | 松隈 英治 |
小児感染症内科医長 | 松波 邦洋 | |
呼吸器 | 新生児内科医長 | 神山 寿成 |
小児感染症内科医長 | 松波 邦洋 | |
消化器 | 小児科部長 | 今村 淳 |
新生児内科部長 | 山本 裕 | |
小児感染症内科医長 | 松波 邦洋 | |
循環器 | 院長・小児循環器内科部長 | 桑原 尚志 |
小児集中治療室部長 | 桑原 直樹 | |
小児循環器内科医長 | 寺澤 厚志 | |
血液・腫瘍 | 院長・小児循環器内科部長 | 桑原 尚志 |
小児科部長 | 今村 淳 | |
腎・泌尿器 | 小児腎臓内科部長 | 松隈 英治 |
小児感染症内科医長 | 松波 邦洋 | |
生殖器 | 小児科部長 | 今村 淳 |
小児腎臓内科部長 | 松隈 英治 | |
小児感染症内科医長 | 松波 邦洋 | |
神経・筋 | 小児科部長 | 今村 淳 |
新生児内科部長 | 山本 裕 | |
重症心身障がい児施設医師 | 所 訓子 | |
精神行動・心身医学 | 小児科部長 | 今村 淳 |
重症心身障がい児施設医師 | 所 訓子 | |
思春期 | 小児科部長 | 今村 淳 |
重症心身障がい児施設医師 | 所 訓子 | |
救急・集中治療 | 小児腎臓内科部長 | 松隈 英治 |
小児感染症内科医長 | 松波 邦洋 | |
関連領域 | 小児科部長 | 今村 淳 |
小児腎臓内科部長 | 松隈 英治 | |
小児感染症内科医長 | 松波 邦洋 |
もっと知りたい方へ
プログラムの詳細は下記の「岐阜県総合医療センター小児科専門研修プログラム」をご参照ください。
公表されている専門研修プログラムは学会による一次審査を通過したものであり、機構による二次審査の結果、修正・変更がありうることをご承知おきください。
岐阜県総合医療センター小児科専門研修プログラムの外部リンク【PDF】はこちら
岐阜大学医学部附属病院小児科専門研修プログラムの連携施設として当科での研修を希望される場合は、以下をご参照ください。
岐阜大学医学部附属病院小児科専門研修プログラム の外部リンク【PDF】はこちら