後期研修医新専門医制度について
新専門医制度につきましては、29年度開始を目指して日本専門医機構を中心に検討されてきました。
当院におきましても、専門プログラムの基幹病院(内科)又は連携病院として準備をしていたところですが、この度、日本専門医機構において、新専門医制度の開始時期を1年延期することが決定されました。
なお、小児科につきましては新専門医制度への移行が決定され、当院は岐阜大学医学部付属病院小児科の連携施設として参加します。
小児科新専門医制度について
当院は岐阜大学医学部附属病院小児科研修プログラムに参加します。
このプログラムの基幹施設は岐阜大学医学部附属病院小児科であり、当院はその連携施設となっています。
指導医の人数:8人(関連施設中最多)
専攻医の受け入れ可能人数:4人 (関連施設中最多)
連携施設として、基幹施設の専門研修プログラムの中で専攻医を受け入れる期間:3年の研修期間の内1.5~2年は当院で研修を行う。
研修の内容:当院で研修開始する場合は下記のとおりですが、プログラム全体はここを参照してください。日本小児科学会へのコース申請時の書類上の設定であり、実際は流動性を持たせて対応する予定です。また3年間の研修終了後は原則として当院に戻ることとなっています。
<県総合医療センターコース>:2名(専修医ニ、ホ)
このプログラムは県総合医療センターで2年間新生児、循環器を含む多くの分野を研修するプロラグラムです。多くの専門領域は県総合医療センターにて研修が可能です。また1次、2次救急も十分に研修を行うことが出来ます。その後関連施設における6ヶ月の地域総合小児医療研修を行います。(希望があれば長良医療センターで3ヶ月程度新生児、小児外科系疾患、重症心身障害児者の診療の研修に置き換えられます)。大学病院での残り6ヶ月は血液腫瘍、内分泌先天代謝異常、生体防御免疫疾患、膠原病リウマチ性疾患など県総合医療センターで不足している分野の専門医研修をおこなうことになります。
<県総合医療センター、岐阜市民コース>:2名(専修医ヘ、ト)
このプログラムは県総合医療センターで1年6ヶ月間研修し、その後大学病院、岐阜市民病院を6ヶ月ずつ、関連病院を6ヶ月(希望により長良医療センター3ヶ月に変更)研修するコースです。県総合医療センターでは新生児、循環器を含む多くの分野を研修するプラログラムです。多くの専門領域は県総合医療センターにて研修が可能です。また1次、2次救急も十分に研修を行うことが出来ます。上記専修医ニ、ホとの相違は、県総合医療センターでの研修が半年少ない分、岐阜市民病院にも半年間研修する点です。血液腫瘍も大学病院とあわせて経験することが可能です。関連施設における6ヶ月の地域総合小児医療(希望により長良医療センターに3ヶ月)と、大学病院での内分泌先天代謝異常、生体防御免疫疾患、膠原病リウマチ性疾患など県総合医療センターで不足している分野の専門医研修をおこなうことになります。