専門研修プログラム外科
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代表者メッセージ
消化器外科部長
長尾 成敏
鉄は熱いうちに打てといいますが、まさに外科医のためにあるような言葉です。
メスの持ち方や糸結び、手術記録の書き方からカンファレンスや学会でのプレゼン能力、術後管理での嗅覚など 医師を志した熱気がある時こそ 乾いたガーゼが血を吸う勢いで吸収できます。その吸収したものが外科医としての人生を決めます。
熱気ある外科医を待っています。
研修プログラムの概要と当センターでの研修の特長
外科領域には 消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、乳腺外科 分野があります。3年間の外科専門研修にて外科専門医を取得し、それぞれの領域の専門医取得(2年)へとつなげます。
外科専門医になるには、具体的には350例以上の手術手技を経験(うち120例以上は術者としての経験が必要)しなければなりません。病院(プログラム)としては専攻医1人あたり3年間で500例以上のNCD登録数を確保することとしています。
当院でのNCD登録数は 約2,000症例/1年(6,000例/3年)と、外科専門医習得に十分な経験をつめる施設です。消化器外科 心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、乳腺外科、どの分野においても充実しており、さらに救急救命センターや集中治療室も有し、シームレスに研修することになります。麻酔科、集中治療、救命・救急医療分野での月単位でのローテーションも可能です。
当院は 岐阜大学外科専門研修プログラムの連携病院A群*としての役割を担っています。
実践的な臨床経験(主治医・術者)を通して、まさに外科医としての腕を磨く病院です。
鼠ヘルやラパコレといった良性疾患から 食道癌 膵癌などの高難度症例まで2年間で主治医として300例 術者として200例以上経験します。また全身麻酔や救命救急での経験は、生涯にわたる外科医の基盤を身につけることになります。
*連携病院A群 岐阜大学外科専門研修プログラムのうち手術件数、診療科が多く、経験症例数が多く見込まれる施設 (当センターは連携病院A群に該当)
岐阜大学外科専門研修プログラムにおける研修選択の例
研修期間は3年間です。基幹施設(岐阜大学付属病院)での研修は原則1年以上とし、3年間で原則異なる3施設での研修が必要です。A群で研修した場合には、6ヶ月間の地域医療研修(B群での研修)を行います【例1】。各施設での研修期間は最低6ヶ月間で、経験不足症例がある場合は、研修プログラム委員会にて適宜調整がされます。
(当センターは連携病院A群に該当)
当センター 研修期間中における診療科ローテーションについて
消化器外科 心臓血管外科 小児心臓外科 呼吸器外科 小児外科 乳腺外科 でローテーション
救急救命センター2週間単位(4週/年必須) 麻酔科・ICU可能
救命センター当直 1-2回/月必須 連携病院での派遣当直1回/年
研修プログラムに参加するには
■岐阜大学外科専門研修プログラムの定員:約20名 / 各学年
■当センターでの研修可能人数:3学年で9名
(消化器外科4 心臓血管外科1 小児心臓外科1 呼吸器外科1 小児外科 1 乳腺外科 1)
応募方法
研修プログラムに参加するには岐阜大学外科専門研修プログラムに応募してください。
岐阜大学医学部附属病院医師育成推進センター『専門研修プログラム』への外部リンクはこちら
当センターでも問い合わせに応じます。また初期研修医2年目の短期見学に応じます。
岐阜県総合医療センター 研修センター
TEL:058-246-1111 内線8158
指導医について
■指導医数:16名
役職 | 指導医 |
院長 | 滝谷 博志 |
副院長 | 國枝 克行 |
心臓血管外科部長 | 森 義雄 |
外科部長 | 河合 雅彦 |
小児心臓外科部長 | 竹内 敬昌 |
成人先天性心疾患診療科部長 | 岩田 祐輔 |
小児外科部長 | 加藤 禎洋 |
消化器外科部長 | 長尾 成敏 |
乳腺外科部長 | 長尾 育子 |
大腸外科部長 | 田中 千弘 |
救急外科部長 | 仁田 豊生 |
呼吸器外科部長 | 松本 真介 |
心臓血管外科医長 | 梅田 幸生 |
心臓血管外科医長 | 松野 幸博 |
外科医長 | 杉本 琢也 |
小児心臓外科医長 |
中山 祐樹 |
もっと知りたい方へ
外科専門医取得のために必要な経験症例数と当センターの年間症例数【PDF】
診療科の紹介
岐阜県総合医療センターホームページリンク
■中日新聞 LINKEDにも当センターの消化器外科が紹介されました。