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専門研修プログラム救急科

代表者メッセージ

研修プログラムの概要と当センターでの研修の特長

研修プログラムに参加するには

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代表者メッセージ

心臓血管センター長

森義雄

“生き延びるため”のDNAが、地球での生命誕生以来、地球上生命体のDNAに組み込まれ進化してきました。人間が人間を救うという救急現場において、“生き延びるため”のDNAが、窮地に陥って苦しんでいる人を救おうとする原動力となっていると感じます。

医療現場が細分化専門化されていく現在、生命体の本質的感動を感じてみたい使命感溢れる方をお持ちしています。

 

研修プログラムの概要と当センターでの研修の特長

救急科専門医の使命

救急科専門医は、医の倫理に基づき疾病の種類に関わらず、救急搬送患者を中心に速やかに受け入れて初期診療に当たり、必要に応じて適切な診療科の専門医と連携して、迅速かつ安全に診断・治療を進めることが使命です。さらに、行政や消防、近隣病院間の連携などの発展に関与することにより、地域全体の救急医療の安全確保の中核を担います。また関連組織との連携・教育なども中心的に担うことが求められます。

救急科専門医とは、2年間の初期臨床研修修了後、日本救急医学会の定めるカリキュラムに従い3年以上の専門研修を修め、資格試験に合格した医師です。

 

当センターは、基幹研修施設である岐阜大学医学部附属病院を核とした岐阜大学(岐阜・尾州東西北部地域)救急科専攻医プログラムの研修施設群の1施設として参加しています。2年間の初期臨床研修修了後、岐阜大学救急科専攻医プログラムのカリキュラムに従い3年以上の専門研修を修め、資格試験に合格すれば救急専門医となれます。

 

当センターの特長

当センターは三次救急医療施設(救命救急センター)、災害拠点病院、地域メディカルコントロール(MC)協議会中核施設であり、多数症例の診療を経験することが可能です。

 

年間救急車搬送件数   ()

6,000

年間救急外来受診者総数 ()

30,000

 

また、ハイブリッド手術室が救急外来に近接しており、循環器内因性救急疾患(大動脈瘤破裂、大動脈解離、心筋梗塞合併症)の内科・外科が協働して診療が経験でき、心肺停止症例に対する人工心肺(ECMO)による心肺蘇生を積極的に施行しており、心肺蘇生においては、ECPRまで経験することが可能です。

救急医療に密接に関連する集中治療領域においては2018年よりスーパーICUが稼働する予定であり、高度なチーム医療を経験することが可能です。

当センターでの研修で、救急領域の様々な疾患を広くかつ深く経験でき、志があれば、循環器内科・外科、消化器内科・外科、小児科、麻酔科等全科のローテートは可能であり、サブスペシャリティを深めることができます。

 

当センターでの研修プランは連携施設中心研修プラン

■岐阜大学(岐阜・尾州東西北部地域)救急科専攻医プログラム

 

 

基幹施設での研修を12か月程度、他科研修は36か月とし、連携施設での救急科専攻医研修を中心としています。多くは連携施設出身者を想定したプランであり、全体の質の担保については、基幹施設研修中以外でも基幹施設でのスキルアップ研修や多施設カンファランスなどへの参加を義務付ける事などで維持します。

また、プラン参加地域全体の実情を把握することで、医療の高度化、広域化、均一化などを考えるための情報収集や分析マインドについても理解できる内容としています。ER中心の診療を中心に、集中治療についても研修可能です。

MC関連についてもいずれの施設も地域MCの中核施設であり、指導可能です。サブスペシャリティ領域との連続性を考慮しての研修が可能です。内科、外科、産婦人科、整形外科、脳神経外科、循環器科、小児科などが対象となります。

 

■受入可能人数:1学年で最大3名まで

■研修プラン :連携施設中心

年次

4~6月

7~9月

10~12月

1~3月
1 連携施設研修 1 (クリティカルケア・ER・MC→プレーヤー教育) 基幹病院研修
(基礎研究+臨床)
2 基幹病院研修 1 (クリティカルケア・病院前救護中心→リーダー教育) 連携施設研修 2
(ER・地域医療・他科研修等)
3 連携施設研修 2 (クリティカルケア・ER・MC→リーダー実践)

 

 

研修プログラムに参加するには

応募の際は岐阜大学医学部附属病院のホームページをご覧ください。岐阜大学医学部附属病院医師育成推進センター『専門研修プログラム』への外部リンクはこちら

 

当センターでも問い合わせに応じます。また初期研修医2年目の短期見学に応じます。 

病院見学申込みフォームはこちら

お問い合せフォームはこちら

岐阜県総合医療センター 研修センター

TEL:058-246-1111 内線8158

 

指導医について

当センター研修プログラム

担当者専門研修プログラム連携施設担当者 森 義雄(心臓血管センター長)

 

指導医

■指導医数:9名

専門医資格・診療科

役職

指導医

救急科専門医・指導医

救命救急センター長

豊田 泉

救急専門医

心臓血管センター長

森 義雄

外科部長

河合 雅彦

小児麻酔科部長

増江 達彦

小児感染症内科医長・小児救急科医長

松波 邦洋

救急外科

救急外科部長

仁田 豊生

集中治療専門医

 

麻酔科部長

山本 拓巳

循環器内科医長

吉眞 孝

小児科(小児救急)

 

小児科医長・小児救急科医長

桑原 秀次

小児感染症内科医長・小児救急科医長

松波 邦洋

 

 もっと知りたい方へ

■救急専門医全般に関しては、日本救急医学会ホームページをご参照ください。

日本救急医学会への外部リンクはこちら


■岐阜大学(岐阜・尾州東西北部地域)救急科専攻医プログラムに関しては、岐阜大学救急災害医学講座ホームページをご参照ください。岐阜大学救急災害医学講座への外部リンクはこちら

 

診療科の紹介 

岐阜県総合医療センターホームページリンク

救急外科

救命救急センター

小児救急科