専門研修プログラム内科(基幹)
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代表者メッセージ
プログラム統括責任者
副院長・循環器内科部長
荒井正純
岐阜県総合医療センターは、岐阜地域における代表的な中核病院であるとともに大学病院本院に準じた機能を有する病院とされるDPC医療機関Ⅱ群施設に認定されており、平成30年度から実施される新たな内科専門研修制度においても自らが基幹施設として広く専攻医を募集することになりました。
当センターでの研修を中心に、救急医療を含めた内科領域全般にわたり幅広く内科的医療の実践に必要な知識と技能の獲得をはかるとともに、岐阜県および近隣医療圏にある連携施設(14施設)における研修も通じて地域のニーズに即した内科領域の医療を実践できる臨床医を育成すべく、内科スタッフが全力を挙げて取り組んでいきたいと考えております。
内科の幅広い領域に及ぶ豊富な症例および充実した指導体制(多数の内科指導医やsubspecialty領域の専門医・指導医)を背景に、総合内科専門医の資格取得だけにとどまらず、各自が目指すsubspecialty分野の高度な知識や技能も身に付けて、subspecialty分野の専門医取得につなげていくにも最適な環境であると確信しております。
また専攻医の様々なニーズ(大学院進学、Generalist 志望など)にも応じることができるプログラムにもなっています。数多くの内科スタッフが総力を挙げてサポートさせていただきますので、やる気に満ちた専攻医の皆様の当センターでの専門研修をお待ちしています。
研修プログラムの概要と当センターでの研修の特長
バラエティに富んだ多くの連携施設を有し、様々な医療の場での研修が可能
岐阜県総合医療センター内科専門研修施設群
基幹施設 |
岐阜県総合医療センター |
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連携施設 (17施設) |
地域医療研修病院 (13施設) |
中濃厚生病院・高山赤十字病院・県立下呂温泉病院・ 各務原リハビリテーション病院・河村病院・下呂市立金山病院・ 松波総合病院・西濃厚生病院・飛騨市民病院・中部国際医療センター |
高次機能病院 (5施設) |
岐阜大学医学部附属病院・愛知医科大学付属病院・ 長良医療センター・岐阜市民病院・岐阜赤十字病院 |
豊富な症例数
基幹施設である岐阜県総合医療センターのみでも日本内科学会が定める症例(56疾患群以上160症例以上)を主担当医としてほぼ経験することができます。そのうえで、各連携施設での研修を通じて地域に密着した医療から高度に専門化した医療まで多様な臨床現場での診療に携わることが可能です。
岐阜県総合医療センター診療科別診療実績(2024年度)
|
平均入院実患者数 (人/日) |
平均外来延患者数 (人/日) |
消化器内科 |
49.4 |
135.7 |
循環器内科 |
52.2 |
115.0 |
糖尿病・内分泌内科 |
6.3 |
65.0 |
腎臓内科 |
7.8 |
21.7 |
呼吸器内科 |
41.8 |
83.9 |
脳神経内科 |
27.0 |
45.8 |
血液内科 |
15.7 |
45.7 |
総合診療科 |
3.1 |
76.9 |
専攻医の希望に沿って柔軟に研修スケジュールを組むことが可能
内科専門研修1年目、2年目の2年間のうち、原則として岐阜県総合医療センターで通算1年間、連携施設で通算1年間研修をおこないます。
専門研修3年目は、基幹施設である岐阜県総合医療センターでのsubspecialty領域を中心とした研修を原則とします。ただし内科領域の幅広い研修の希望や不足している症例登録や病歴要約作成にも対応できるように、研修診療科の選択においては複数科も可能とし、専攻医の希望を尊重しつつ、内科専門研修プログラム管理委員会で調整し決定します。
従って、特定の分野でスペシャリストを目指す専攻医にも、内科のジェネラリストを目指す専攻医にも対応したプログラムであると言えます。
また、希望があれば3年目を連携施設で研修することも可能です。これにより、連携施設での通算2年間の研修や内科専門研修期間中の大学院進学も可能となります。なお、当プログラムでは大学医局への入局の是非は問いません。
※連携①:県立下呂温泉病院
連携②:地域医療研修病院(10施設)のうち、1施設
連携③:全連携施設(15施設)のうち、1施設または2施設
(地域医療研修病院及び連携施設の定義は、上記「岐阜県総合医療センター内科専門研修施設群」参照。)
研修プログラムに参加するには
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募集定員:1学年あたり10名
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採用の手順:書類選考および面接を行いプログラム管理委員会で採否を決定します
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応募について:募集を開始する際は、当サイトにて情報を掲載いたします。
指導医について
当ページにおける「指導医」とは、下記①または②に該当する者をいいます。
①総合内科専門医
②内科認定医のうち、サブスペシャルティ領域の専門医資格を1回以上更新している者
指導医数:31名(平成30年4月1日現在)
役職 |
指導医 |
副院長・心臓血管センター長 |
野田 俊之 |
副院長・循環器内科部長 |
荒井 正純 |
副院長・中央リハビリテーション部長 |
谷畠 進太郎 |
副院長・消化器内科部長 |
清水 省吾 |
内科部長 |
飯田 真美 |
総合診療主任部長 | 宇野 嘉弘 |
呼吸器内科主任部長 |
浅野 文祐 |
脳神経内科主任部長 |
西田 浩 |
糖尿病・内分泌科主任部長 | 大洞 尚司 |
腎臓内科主任部長 |
村田 一知朗 |
血液内科部長 | 山田 俊樹 |
高血圧科部長 |
森下 健太郎 |
消化器内視鏡科部長 |
山崎 健路 |
呼吸器内視鏡科部長 |
都竹 晃文 |
心血管カテーテル治療科部長 |
岩間 眞 |
不整脈科部長 | 割田 俊一郎 |
感染症内科部長 | 鈴木 純 |
腎臓内科主任医長 | 横山 温子 |
脳神経内科主任医長 | 櫻井 岳郎 |
循環器内科医長 | 加藤 崇 |
総合診療科医長 | 岡田 英之 |
糖尿病・内分泌内科医長 | 山中 麻美 |
呼吸器内科医長 | 増田 篤紀 |
消化器内科医長 | 入谷 壮一 |
消化器内科医長 | 小澤 範高 |
消化器内科医長 | 吉田 健作 |
糖尿病・内分泌内科医長 | 高橋 寛和 |
もっと知りたい方へ
プログラムの詳細は下記の「岐阜県総合医療センター内科専門研修プログラム 専攻医研修マニュアル」をご参照ください。
診療科の紹介
岐阜県総合医療センターホームページリンク
■中日新聞 LINKEDに当センターの経カテーテル大動脈弁留置術<TAVI>が紹介されました。