専門研修プログラム産婦人科
指導医について | 診療科の紹介 |
代表者メッセージ
医監・産婦人科部長
母とこども医療センター長
山田 新尚
当センターの担っている大きな使命は周産期医療であります。 岐阜、中濃、西濃、東濃、飛騨の各圏域を包括した周産期医療システムの中で平成20年2月に総合周産期母子医療センターをオープンしました。飛騨地区からのドクターヘリ搬送も含め、各圏域より年間150件から170件の母体搬送を受け入れております。これらハイリスク症例も含め、年間500~550例の分娩を取扱い、地域の皆様が安心して子どもを産み、育てることができるよう努力しています。
婦人科領域においてはがんの治療に主眼をおいています。過去2年間で、子宮頚がんが約100例、子宮体がんが60例、卵巣がんが50例でありました。これらに対しては、臓器温存手術から広汎手術まで広く対応しています。治療法の選択に当たっては、患者さんの社会背景に配慮し、また患者さんの希望をお聞きした上で、医学的根拠に基づいた治療法を提案し、治療法を決めています。手術適応がない場合には、抗癌剤と放射線治療を組み合わせたり、子宮動脈に直接腫瘍に抗癌剤投与したりして、良好な治療成績を得ています。
このように当センターでは周産期医療と悪性腫瘍の治療を中心とした診療を行っていますが、専攻医の先生と共に学び岐阜県の産婦人科医療に貢献していきたいと思います。
研修プログラムの概要と当センターでの研修の特長
当センターは岐阜大学医学部附属病院産婦人科専門研修プログラムの関連病院としての役割を担っています。専門研修3年の間に岐阜大学医学部附属病院での研修に加え、当センター、岐阜市民病院、長良医療センター、高山赤十字病院等という主な関連施設の研修を行った後、産婦人科専門医を取得します。それぞれの関連施設には特徴があり、全ての領域について学ぶことができます。
当センターは、岐阜県で唯一の総合周産期母子医療センターに指定されており、岐阜県の周産期医療の中核病院です。リスクの高い妊婦に対する医療や新生児医療を提供する施設で合併症妊娠、異常妊娠、産褥異常、妊娠22週以降の超早産、胎児異常の症例などがあります。婦人科の症例も多彩で、良性疾患から悪性腫瘍の治療まで経験を積むことができます。これらの疾患の症例数が多いため、経験できる機会は多くなります。執刀医が巡ってくるチャンスは早く、産婦人科診療、分娩の的確な対応力を身につけることができます。
研修プログラムに参加するには
岐阜大学医学部附属病院の産婦人科に入局してください。詳細は岐阜大学医学部附属病院のホームページをご覧ください。
岐阜大学医学部附属病院医師育成推進センター『専門研修プログラム』への外部リンクはこちら
当センターでも問い合わせに応じます。また初期研修医2年目の短期見学に応じます。
岐阜県総合医療センター 研修センター
TEL:058-246-1111 内線8158
指導医について
■指導医数:3名
役職 |
指導医 |
医監・産婦人科部長・母とこども医療センター長 |
山田 新尚 |
女性医療センター長 |
横山 康宏 |
漢方外来部長 |
佐藤 泰昌 |
診療科の紹介
岐阜県総合医療センターホームページリンク